「おきなわ電設工業展2008」開催
それまで東京・大阪でのみ開催されていた電設工業展の「沖縄版」を開催したいということで依頼を頂いたところから、art’s(アーツ)にとってもかつてない挑戦が始まりました。
結果として、準備期間わずか1年で会場・出展社などとのやり取りから、企画・運営にいたるまでイベント事業を総合的にプロデュースし、2008年11月に実際に誘致を実現。
出展者数57社・90、入場者延べ3万2195人と目標の3万人を超える動員となり、沖縄では不可能と言われていたイベントの初開催実現へと導きました。
【参考】おきなわ電設工業展2008イメージ動画
http://youtu.be/57UeqPpqQro http://youtu.be/0w5sznwDKI0 http://youtu.be/0C6w5WymucI
「沖縄県は本土と海で隔てられ遠く離れており、本土で大きな展示会などがあっても県内の関係者は実際に会場にいくことが難しく、それらがスキルアップや効率的な事業展開が行えていない原因となっている。」
その現状をどうにかしたいと、沖縄での電設展開催の意義を語るトップの方の熱い想いを拝聴し、弊社でお手伝い出来ることがあればというところからイベントプロデュースが始まりました。
企画当初は、組織のスタッフ達からネガティブな言葉もあがり、トップの方向性と考え方に差がありました。
そこで弊社がご提案させて頂いた方法は、広告という目から直接訴えるものをつくりあげることで、明確なビジョンを組織のスタッフに伝え、互いの意見をすりあわせ共有することです。
これが見事に功を奏し、トップと組織のスタッフとが同じ目的を持つことができ、一丸となってイベント開催に取り組むことができました。
イベント当日、沖縄県で初めて開催される今回の展示会に来賓として訪れていた県関係者さまからは「全国の電気設備メーカーや関係者が一堂に会し、最新の電気技術を間近に見て触れることができるのは、県内電気設備関係者の技術向上ばかりでなく沖縄県の産業振興にも寄与するもの」とのお言葉を頂きました。
“うちなぁ~から発信・ちゅらeco!見たい・知りたい・聞きたい電設展~新しい電設技術・知識が美ら島おきなわの自然を未来に残す~”をテーマに開催された「おきなわ電設工業展2008」。
各イベント関係者やメーカー同士の交流も生まれ、そこから販売や新しい事業展開も生まれ、テーマに込められた想いが見事、形となりました。
また、野外の特設会場においては、子ども達によるecoカー作り、ロボットコンテスト、出展者による即売オークション、オール電化に興味をもってもらう為のIHクッキングヒーターを使った料理教室などを行うことで、一般の方の省エネに対する関心を深めるという目標も達成し、大変意義のあるイベントとして成功を収めました。