リリース前の商品詳細を紹介せずに、情報を小出しにすることで、ユーザーの好奇心をあおる「ティーザー広告」

ティーザー広告 -沖縄で広告PR・プロモーションのご相談は株式会社arts(アーツ)-今日のマーケットにおいて、ユーザーのセグメントは、多岐に渡るため、商品(やサービス)を販売・展開する場合、それぞれの特性を綿密に分析し、ターゲットにマッチしたプロモーションが選定されます。

そのうちの一つに、“覆面広告”とも呼ばれる、戦略的な広告手法「ティーザー広告」(「ティザー広告」とも言う)をご紹介させていただきます。

 

ティーザーの語源は、英語の動詞“tease”(=じらす・焦らす)から来ています。

マーケティング用語として解釈すると、リリースする商品情報を最初から明示するのではなく、断片的または小出しにする、あるいは特定の要素を意図的に隠すことで、ユーザーの興味や好奇心を喚起し、期待を膨らませようとする手法です。

 

広告は一般的に、商品の機能や性能、価格などのセールスポイントを打ち出すのが王道ですが、ティーザー広告では、リリース前の商品予告などで、具体的な情報をあえて伏せ、それによってユーザーがその商品に注意を向けることを狙いとしています。

 

例えば、予告で、商品のシルエットや影など一部の情報のみを与えることで気を引き、イメージをかき立てます。その結果、発売時には、商品への注目度が高まり、購買率が上がります。

他にも、商品やサービスのリリース前に、消費者の興味を最大限に引き出したいが、内容の露出を極力抑えたい場合、あるいはロゴや商品名など、イメージのみを浸透させたい場合に効果がある広告と考えられています。



※(例)Apple – Mac Pro – Cinema Ad – Mac Pro Trailerより

ティーザー広告は、テレビCM(コマーシャル)や看板広告、Webサイトなど、様々なメディアを通して行われます。特に、映画やゲームなどの予告編として作成されたプロモーション映像(ティーザートレイラー)は、皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。

 

この広告を行う上で注意しなければならないのは、すでに認知されているブランド力のある企業や組織で行われるティーザー広告の影響力は大きいと言えますが、反対に認知されていない商品でティーザー広告を行った場合、ユーザーからの反応が悪いことがあります。
広告プロモーションは、商品やターゲット、企業の認知度などによって、展開方法が変動しますので、悩まれたときは弊社へご相談いただければと思います。

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